デイケアでは、利用者の皆さまのご自慢の作品を展示しています。
この色紙や短歌・俳句は、利用者様が時節に合わせたものを自宅からご持参くださり、入れ替えてくださっています。
「皆さんに季節の移ろいを感じて欲しい」という暖かいお心遣いに感謝しております。
デイケア副主任 辰巳
デイケアでは、利用者の皆さまのご自慢の作品を展示しています。
この色紙や短歌・俳句は、利用者様が時節に合わせたものを自宅からご持参くださり、入れ替えてくださっています。
「皆さんに季節の移ろいを感じて欲しい」という暖かいお心遣いに感謝しております。
デイケア副主任 辰巳
尿路感染症は、感染の場所によって腎盂腎炎・膀胱炎・尿道炎と言われます。
男性よりも尿道口が肛門に近く、尿道が短い女性に起こりやすいと言われていますが、高齢者では差が無くなってくるようです。
簡単な特徴のある症状として、
腎盂腎炎・・・高熱・背部痛・腰痛・混濁尿
膀胱炎・・・頻尿・血尿・残尿感・排尿時痛
尿道炎・・・排尿時痛・尿道のかゆみ・膿尿
前立腺炎・・・高熱・混濁尿・会陰部痛
尿路感染の場合では、膀胱炎が多くみられるようです。
前立腺炎は、前立腺肥大症が合併していると罹りやすいように思います。
高齢の方で、排尿障害のために膀胱留置カテーテルの使用が多いことや前立腺肥大、また神経因性膀胱といった基礎疾患による尿流障害(筋力の低下も加わり、慢性的に膀胱内にたまった尿を全て外に出すことができず、残尿として残ってしまう)そういった障害が高齢者には多く見られ、尿路感染症の頻度が高くなります。
まずは、水分を意識しながら多めに摂取してください。
治療は、抗生物質の使用となります。
また、特に女性は外陰部の衛星管理が大切ですね。
膀胱炎では、冷えや体力の低下が症状を悪化させるので、お腹を冷やさないようにしたほうが良いです。
理事長 黒田留未
9月18日(水)にこすも駐車場にて「秋祭り」を実施しました。
心配された天気ですが、台風も無事に過ぎ去り、風はあったものの秋晴れで暑いくらいの陽気でした。
揚げたてのフライドポテト・職員が作ったベビーカステラ・ジュース・ビールを皆さんにふるまわせて頂きました。
屋台のおやつを食べながら、職員とボランティアによる盆踊り・よさこいチーム「げんごろう」様の踊り・虎伏学園の子供たちによる和太鼓を見て頂きました。
今年は、しっかりと職員がご利用者に寄り添えるように祭りの規模は小さめではありますが、デイケアと施設入所のご利用者もほぼ全員参加して頂け、たくさんのご家族の参加もあり、盛り上がり楽しんで頂けたと思います。
ご協力ありがとうございました。
10月は運動会・11月は文化祭と今後もイベント企画しております。
支援相談員 泊里
9月に入り、いくぶん朝夕が過ごしやすくなってきました。
今回は「インフルエンザ」について、少しお話をさせて頂きたいと思います。
近年、インフルエンザが原因で重篤化する高齢者が増加傾向にあります。インフルエンザ予防接種は、高齢者の発病防止や特に重症化防止に有効であることが確認されています。
インフルエンザは突然の高熱・頭痛等の全身症状が強く、気管支炎や肺炎等の合併症を引き起こし、重症化することが多いのが特徴です。
予防の基本は、普段からの手洗い・うがい・十分な睡眠等々、健康管理に気を付けて流行する前に予防接種を受けることではないでしょうか。
予防接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでに2週間程度かかります。その効果が十分に維持する期間が約5か月とされていることから、予防接種の有効性を高めるためには、毎年インフルエンザが流行する前の12月中旬までに予防接種を受けられることをお勧めします。
インフルエンザワクチンは昨年と今年では中身が違う可能性があります。
流行する(季節性)インフルエンザウィルスの遺伝子が毎年変異する可能性があることが、毎年インフルエンザワクチンを接種しなければならない理由の一つです。
毎年、流行するであろう型のインフルエンザワクチンを選定しています。また、インフルエンザワクチンは鶏卵アレルギーの患者には接種の際に注意が必要になります。
予防接種したのにかかってしまった・・・このようなご意見をいただくことがあります。効果は免疫に比例します。高齢者は免疫力が元々低いので、効果も低くなるのです。
過労・ストレス・睡眠不足や不摂生な生活をすれば身体の免疫力そのものが低下するので、若い人でもワクチンを接種したから大丈夫と過信してはいけないですね。
ワクチン株と流行株が一致するほど有効性は高まります。最近は一致することが多くなりました。ワクチンは生成までに半年近くかかります。シーズン前から「今年の流行はこれだろう」と予測の元に作られていて、必ずしも今流行しているウィルスに完全に対応しているものではないのです。
逆を言えば、流行株とワクチン株が一致していないと無効になります。
予防接種しなくても同じなの・・・このようなご意見もあります。
ワクチンを接種したうえで、仮に感染してしまったとしても、免疫の反応を活発にし「重症化を防ぐ」という効果があります。
抗体が持つ「交差反応」という現象で、変異によるウィルスのマイナーチェンジが起きたとしても、ある程度型が近いものに対しては、体内にできた抗体が働いてくれる型が近いと効果があります。
ワクチンを打ったからといって、ウィルスに感染しない訳ではないけれど、感染した後で症状を軽くする効果は有ると考えています。
インフルエンザによる重篤な合併症や死亡を予防し、健康被害を最小限にとどめることが期待できます。
65歳以上の高齢者の方々は、基礎疾患(糖尿病・高血圧・脳血管障害等)の有無に関わらず、インフルエンザワクチンの接種が、脳症などの合併症の発生頻度やインフルエンザに関連する入院や死亡の危険性を減少させると言われています。症状が軽く済むというデータもあります。効果は間違いなくあるようです。
当施設では、11月・12月にインフルエンザの予防接種をさせて頂く期間とし、施設内で接種しております。
理事長 黒田 留未
8月17日(土曜日)に「こすも 家族会」を開催しました。
今回は「施設での食事」をテーマにさせて頂きました。
施設栄養士より、ご家族に現在施設で提供している食事を実際に見て頂き、
今後も定期的に実施させて頂く予定ですので、ご家族の方は是非ご参加ください。
支援相談員 泊里
残暑が続いていますが、皆様いかがお過ごしですか?
残暑お見舞い申し上げます。
7月は施設とデイケアが合同で「夏祭り」を行いました。
ヨーヨー釣り・輪投げ・的当てゲームで大変盛況でした。
また、楽しんだ後のかき氷は冷たくとても美味しそうに召し上がられていました。
デイケア 川島
まだ7月ですが、35度を超え・・猛暑が続いていますね。
これからの季節、私たちが特に注意していきたいことの1つに「脱水症」があります。
屋内だから・・・大丈夫なんてことはないのです。
この施設内にいらっしゃる方は元気で高齢な方ですが、
1、高齢者はのどの渇く感覚が乏しくなる傾向にあります。
2、飲み込む機能が弱くなっているので、飲水が少なくなってしまいます。
3、また、トイレが近くなる等を気にされて水分を自分で控えてしまうことも。
4、それに加えて利尿剤や便秘薬などを飲まれており、水分が出る。
そうなってくると・・・血液が濃くなって血管が詰まりやすく・・・
そこで
水筒などを活用しテーブル上に置いておく等、すぐに飲み物に手の届く環境を作りましょう。
少量ずつ、こまめな水分補給を心がけ、1回 200ml程度を何度かに分けて飲んでもらいましょう。
冷たいものばかり飲むと、胃の働きが低下したり、腸を刺激して下痢をしたりする原因にもなるので注意していきたいですね。
入浴時は汗をかくうえ、お風呂にも利尿作用があるため、入浴前後の水分補給は大切です。
夜寝る前の水は、夜中に血液がドロドロになるのを防いでくれます。就寝前や起床時の適度な水分摂取も大切ですね。
おやつ等に果物を取り入れるのも素敵なことだと思います。
理事長 黒田 留未
先日、施設内で100歳の誕生日を迎えられたご利用者がおられ、ささやかながらお祝いをさせて頂きました。
お元気にろうそくを吹き消されてます。
職員手作りのプレゼント。喜んで頂けたでしょうか??
実はこの方、誕生日の少し前、7月15日(海の日)にABCラジオ「ドッキリ!ハッキリ!三代澤 康司です」のジャンケンレンジャーと言うコーナーに出演されました!!
三代澤アナウンサーに「100歳を迎えるに当たって思うことはありますか?」と尋ねられ「何にもない。」と答えられ、笑いを誘っていました。
その後も串本節を大きな声で歌われて、ジャンケンも見事に勝利されたのが印象的でした。
たくさんのご家族の笑顔とご本人の笑顔。職員もそこへ参加させて頂き、100歳を祝う。
素晴らしい思い出になったのではないでしょうか。
「次は110歳のお祝いや。」と話されておられました。
その勢いでいつまでもお元気でいてくださいね!!
施設 支援相談員 泊里
施設職員・デイケア職員を対象に、2か月に一度 リハビリ部主催で勉強会を行っています。
今回のテーマは
「高齢者の転倒の要因とその予防」についてです。
今後も職員の知識・技術向上のために勉強会を行っていきます。
リハビリ主任 理学療法士 丸山