私どもの施設は、「介護老人保健施設こすも」と言う名称です。
そもそも「介護老人保健施設」とは何でしょうか?
「介護老人保健施設」は老健(ろうけん)と呼ばれています。
トップページにも載っておりますが、簡単に言えば
『要介護認定を受けた高齢者等に対して、「介護」、「看護」、「リハビリテーション」といったサービスを提供し、在宅復帰を目指す施設。』 となります。
介護保険制度を利用でき、食費も居住費も国が定めた最低料金設定にしていますので、入所費用はサービス付高齢者住宅や有料老人ホームと比較すると安くなっております。
医師や看護師・リハビリ専門職(理学療法士等)の配置がありますので、他の介護施設よりも医療の割合が多いのが特徴です。
「在宅復帰を目指す」と言う目的がありますので、基本的に終身入所にはなりません。
その観点からも、外泊・外出をできるだけご家族の協力で実施していきたいと考えています。
年末年始の話が出る時季となりましたが、できればせっかくの機会ですので、ご本人が家族親戚が集まる場所に出て、輪に入ってもらいながら介護の様々な事を家族ぐるみで話して頂く事で、今後の方針の決定や課題を本人が理解できると考えます。
その結果、「トイレが一人で行ければ」「食事が一人でできれば」等の具体的な目標ができ、リハビリのやる気にも繋がると思います。
「寒いから」「風邪ひかせたら悪いから」と、外泊・外出に二の足を踏んでしまう事もあろうかと思いますが、暖かくなってからでも構いませんので出来るだけその機会を作って頂ければ有り難く思います。
ご不明な事や、心配がございましたらご相談ください。
支援相談員 泊里