まだ7月ですが、35度を超え・・猛暑が続いていますね。
これからの季節、私たちが特に注意していきたいことの1つに「脱水症」があります。
屋内だから・・・大丈夫なんてことはないのです。
この施設内にいらっしゃる方は元気で高齢な方ですが、
1、高齢者はのどの渇く感覚が乏しくなる傾向にあります。
2、飲み込む機能が弱くなっているので、飲水が少なくなってしまいます。
3、また、トイレが近くなる等を気にされて水分を自分で控えてしまうことも。
4、それに加えて利尿剤や便秘薬などを飲まれており、水分が出る。
そうなってくると・・・血液が濃くなって血管が詰まりやすく・・・
そこで
水筒などを活用しテーブル上に置いておく等、すぐに飲み物に手の届く環境を作りましょう。
少量ずつ、こまめな水分補給を心がけ、1回 200ml程度を何度かに分けて飲んでもらいましょう。
冷たいものばかり飲むと、胃の働きが低下したり、腸を刺激して下痢をしたりする原因にもなるので注意していきたいですね。
入浴時は汗をかくうえ、お風呂にも利尿作用があるため、入浴前後の水分補給は大切です。
夜寝る前の水は、夜中に血液がドロドロになるのを防いでくれます。就寝前や起床時の適度な水分摂取も大切ですね。
おやつ等に果物を取り入れるのも素敵なことだと思います。
理事長 黒田 留未